ケモ耳論争

 今日、ケモナーtwitterのトレンドに入っていた。何かと覗いてみると、ケモ耳の女の子が出ているCMに対しての「ケモナー歓喜じゃん!」というツイートが物議を醸しているようだ。この話題は既に10000回以上は擦られているので普通にスルーしようとした。しかし、よく考えてみればこれはだいぶおかしいことなんじゃないか、と気がついた。

 おかしいこと、それはケモ耳=ケモナーという認識。これは一体どこから生まれた概念なのかがわからない。ケモナーが好きなコンテンツといえば「ポケモン」という超ビッグコンテンツが思い浮かぶ。実際、ケモナーでもその勢力は大きい(と思う)し、非ケモナーからしても一番想像しやすいのではないだろうか。ポケモン本編には人型に近いポケモンはいるが、美少女+ケモ耳という組み合わせのポケモンはいない。人型でも人間との間には大きな壁がある。

 私は「ケモ耳」は「美少女」のコンテンツの方に分類されるべきじゃないかと考える。さっきも言ったように人間と人外には大きな隔たりがある。ケモ耳はあくまで人間ベースだ。それにけものフレンズが大流行したことからもケモ耳は「美少女」寄りだなというイメージが強い。

 この場で問題にしたいのは「ケモ耳をケモナーに分類しようとする人たち」だ。ケモナーからして、また、ケモ耳好きからするとこの大雑把にも程がある言いがかりには疑問を持つだろう。ケモナーにも程度の差はあるが、このツイートにはどうも曖昧なイメージで発言しているように思える。

 散々擦られたネタにそんな過剰に反応したってしょうがないだろう、というのが私の感想だがキレるほうにも理由はあって、キレられる方にもそれなりに非があるのではないか。